ホストに「良い印象」はわずか4.2%。それでも“SNS動画を見た人”の5人に1人は印象が好転【全国503人調査】
株式会社LeveL.L(本社:大阪府、代表取締役:伊藤亨祐)は、全国の10〜60代の女性503名を対象に「ホストクラブに関する意識調査」を実施しました。ホストに良い印象を持つ女性は全体のわずか4.2%にとどまる一方、SNSの動画をきっかけに印象が「良い方向に変わった」人(20.1%)が「悪い方向に変わった」人(13.1%)を上回る結果となりました。ホストを見かける接点としても「SNS」が50.3%で最多となり、ナイト系業態における発信の重要性が浮き彫りになっています。
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・引用元が「株式会社LeveL.L」である旨の記載
・株式会社LeveL.Lの調査リリースページ(https://levell.co.jp/survey/host-club-sns-video-survey-impression/)へのリンク設置
調査結果サマリー
- ホストへの全体印象は「悪い印象(やや+とても)」が55.8%。「良い印象(やや+とても)」はわずか4.2%。
- ホストを日常で見かける接点の1位は「SNSの投稿・動画」で50.3%。繁華街(28.2%)やテレビ(22.3%)を上回った。媒体別ではTikTokが37.0%でトップ。
- SNS動画でホストへのイメージが「良い方向に変わった」が20.1%で、「悪い方向に変わった」13.1%を上回る。
- 好感を持った理由は「人柄や素顔が見えた」「企画が面白かった」「仕事への真剣さ」が上位。
- 一方、「高額消費の演出」「強引な営業」は逆効果。 「行ってみたい」と思った人はわずか3.0%。お店の公式サイトが「参考になった」も8.6%にとどまり、認知と来店の間に大きな隔たりがある。
調査概要
調査名:ホストクラブに関する意識調査
調査対象:全国の10〜60代の女性503名
調査期間:2026年5月25日〜2026年6月8日
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社LeveL.L
回答者の年代:30代39.0%、20代25.8%、40代22.7%、50代9.7%、60代1.8%、10代1.0%
※構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
ホストへの「良い印象」はわずか4.2%という現実

まず、ホストに対する全体の印象を尋ねたところ、「やや悪い印象」が41.9%、「とても悪い印象」が13.9%で、悪い印象を持つ女性は合計55.8%にのぼりました。
一方で「やや良い印象」は3.4%、「とても良い印象」は0.8%。良い印象を持つ女性は合わせても4.2%にとどまります。
正直なところ、この数字は私(代表・伊藤)の予想をやや下回るものでした。ホストクラブの主要な顧客層である女性から見ても、ホストへのイメージは想像以上に厳しい――というのが率直な実感です。
イメージワード上位は「チャラい」「華やか」「トーク力が高い」
「ホスト」と聞いて思い浮かべるイメージ(複数選択可)の上位は、以下のとおりでした。

- チャラい・軽薄そう:63.0%
- 華やか・きらびやか:60.6%
- トーク力・コミュニケーション能力が高い:59.0%
- お金にがめつい・営業がしつこそう:53.7%
- ホストや客がトラブルに巻き込まれそう:46.7%
「華やか」「トーク力が高い」といったプラスのイメージと、「チャラい」「がめつい」といったマイナスのイメージが、ほぼ同じ高さで併存しているのが特徴です。逆に「夢を追っている・努力家」(3.4%)や「親しみやすい」(3.6%)といった、人柄に踏み込んだ好意的なイメージは極端に低くなっています。
それでも約4割は「どちらともいえない」と保留している
注目したいのは、全体印象で「どちらともいえない」と答えた人が40.0%いた点です。
つまり、はっきり悪い印象を固めている女性ばかりではなく、「判断材料がないので保留している」層が一定数いるということです。私見ですが、この4割は印象が動く余地のある層であり、来店の当事者になり得る相手だと考えています。
ホストを見かける接点、1位は「SNS」で50.3%
日常生活でホストやホストクラブを見かける場所を尋ねたところ(複数選択可)、結果は以下のとおりでした。

- SNSの投稿・動画で見かける:50.3%
- 街頭の看板・広告で見かける:30.4%
- 繁華街で実際に見かける:28.2%
- テレビ番組で見かける:22.3%
- ほとんど見かけない:18.5%
- ニュース・報道で見かける:14.3%
繁華街やテレビを上回り、SNSが最大の接触チャネルに
街頭広告や繁華街、テレビといった従来の接点をおさえて、SNSが過半数で1位という結果です。
ホストクラブは「夜の街に行かなければ目に触れないもの」と思われがちですが、実態は逆で、多くの人にとって最初の接点はスマホの画面の中になっています。これは、お店が発信する内容次第で、世間に届くイメージをコントロールしやすくなったとも言えます。
媒体別ではTikTokが37.0%でトップ
SNS・動画で見かける媒体(複数選択可)の上位は、TikTok(37.0%)、YouTube通常動画(23.9%)、YouTubeショート(21.7%)、Instagramリール(16.5%)と続きました。
ショート動画系のプラットフォームが上位を占めており、短尺動画がホスト関連コンテンツの主戦場になっていることがわかります。
SNS動画は印象を「上げる」方向に働いていた
ここからが、今回の調査でもっとも面白いと感じた部分です。

「SNSの動画を見たことで、ホストに対するイメージは変わりましたか」という問いに対し、「良い方向にやや変わった」が18.3%、「良い方向に大きく変わった」が1.8%で、合計20.1%が良い方向に変化したと回答しました。
一方、「悪い方向にやや変わった」は9.3%、「悪い方向に大きく変わった」は3.8%で、合計13.1%。
「良い方向に変わった」20.1%が「悪い方向」13.1%を上回る
つまり、SNS動画はホストへの印象を悪化させるどころか、むしろ良い方向に動かす力のほうが大きいという結果です。
好感を持った理由は「人柄」「企画の面白さ」「仕事への真剣さ」

では、どんな内容が好感につながったのか。好印象を持ったコンテンツ(複数選択可)の上位は次のとおりです。
- 人柄や素顔が見えて親しみがわいた:19.3%
- トークや企画が面白かった:18.7%
- 仕事への真剣な姿勢が伝わった:17.7%
- 努力や下積みのエピソードに共感した:7.8%
先ほどのイメージ調査で極端に低かった「努力家」「親しみやすい」という人柄の部分が、動画を通じて伝わると好感に直結していることがわかります。世間が持っていない情報を、動画が補っている構図です。
自由記述でも、印象が良くなった理由として、人柄や仕事への姿勢に触れる声が目立ちました(一部を抜粋)。
「何となく怖い印象があったのですが、SNSで出てくるようになってから意外と親しみやすい面白い方がいるのを見て、怖くないなと思いました」(20代)
「ただチャラいイメージしかなかったのですが、見てみたらホストという仕事を真面目に頑張っている普通の人達でした」(40代)
「お金を使ってもらって身体を壊している印象が強かったですが、健康を意識していたり仕事のための努力を惜しまない姿勢は素直にすごいと思いました」(30代)
「ナンバー入りする人ほど、かげで努力している姿を見て普通に感動した」(50代)
「容姿だけでお客がつくと思っていたけど、コミュニケーションの取り方や話し方を勉強していると知って、少しイメージがよくなりました」(30代)
「お金のためだけに働いていると思っていたが、もらっているぶんちゃんとお客様を楽しませようという意識を持つ方もいるんだなと感じた」(20代)
「業界のクリーン化に向けてSNSで良い面も悪い面もさらけ出している印象で、努力していると思った」(20代)
「いろんなお客さんに対して臨機応変に対応していて、すごいなと尊敬の目で見るようになりました」(10代)
「怖い」「チャラい」という入口のイメージが、動画で素顔や努力に触れたことで反転していることがうかがえます。
一方で「高額消費の演出」「強引な営業」は逆効果に
反対に、印象が悪くなった・不安に感じたコンテンツ(複数選択可)の上位は以下でした。
- 金銭感覚や高額消費の演出:30.4%
- 強引な営業・客への接し方:29.8%
- 誇張・やらせのように感じる演出:29.0%
- 業界のトラブルや事件の報道:26.2%
- 言葉遣いや態度:26.2%
シャンパンタワーのような派手な演出は、業界内では「華やかさ」の象徴かもしれませんが、外から見る一般層には逆効果になりやすいということです。発信で何を見せ、何を見せないかの設計が、そのまま印象を左右します。
自由記述でも、印象が悪くなった理由は「お金」と「客への態度」に集中していました(一部を抜粋)。
「シャンパンを入れなかったら客として扱わない、みたいな考え方の人を見て悪いイメージを持ってしまった」(20代)
「痛客などといったワードを使いネタにしていることは、あまりいい印象ではない」(20代)
「お客さんの悪口を言っている動画を見て、普段あのお客は嫌だなどと思って接客しているのだと感じた」(20代)
「動画では華やかな雰囲気だが、裏ではドロドロしてるんだろうなと感じてしまった」(50代)
「色恋営業が見受けられたり、お金に困るホス狂の女の子たちを見て、いくら商売とはいえ無慈悲なところもあるのだなと感じました」(20代)
「大金を使わせた挙句、ナンバー争いの時などには強制的に来店要請をするトーク画面を見たことがあり、印象は良くないです」(30代)
「フリートークの内容が品のないものばかりだったので、悪い印象に変わりました」(30代)
「過激な投稿や炎上目的と思われる発信、逮捕ニュースを目にする機会が増え、以前よりやや悪い印象になりました」(20代)
同じSNS発信でも、見せ方ひとつで印象は正反対に振れる――この調査はそれを如実に示しています。
「行ってみたい」は3.0%。認知と来店の間には大きな溝がある
接点としてのSNSが強く、印象も動かせる――とはいえ、それがそのまま来店に直結するわけではありません。
「SNSの動画をきっかけに、ホストクラブに行ってみたいと思ったことはありますか」という問いでは、「行ってみたいと思った」はわずか3.0%、「少し興味がわいた」を足しても13.5%にとどまりました。「むしろ行きたくないと思った」が25.4%いたことも見逃せません。
実際に行ったことがある人は12.5%にとどまる

実際の来店経験を尋ねたところ、「行ったことはない」が85.3%で大多数を占め、何らかのきっかけで行ったことがある人は合計12.5%でした。
ここからわかるのは、SNSは「印象を良くする」「興味のきっかけをつくる」ところまでは強いが、来店という最後の一歩は別の設計が必要だということです。認知・好感の獲得と、来店への導線づくりは、分けて考える必要があります。
公式サイトが「参考になった」のはわずか8.6%
来店への導線という点で、もう一つ示唆的なデータがあります。お店の情報を調べたときに公式サイト(ホームページ)が参考になったかを尋ねたところ、「とても参考になった」2.2%、「やや参考になった」6.4%で、合計8.6%にとどまりました。

ただし、これは「公式サイトが不要」という意味ではありません。回答者の85.3%がそもそもホストクラブに行ったことがなく、調べる段階に至っていないことが主因です。裏を返せば、SNSで興味を持った人の受け皿となる公式サイトは、現状ほとんど機能していない=整備されていないとも読めます。
実際、来店経験のある層がお店選びで重視した情報の1位は「料金・システムのわかりやすさ」(9.5%)でした。これはまさに、公式サイトで解決すべき領域です。SNSで好感を持った人が、安心して料金や雰囲気を確認できる場所が用意されていれば、来店へのハードルは下げられる余地があります。

調査から見えた、ナイト系業態の発信のヒント(代表・伊藤の考察)
最後に、この調査から私が考えたことを率直に書きます。
一つ目は、イメージが悪い業態ほど、発信のリターンが大きいということです。ホストへの好印象は、当の女性のあいだでも4.2%しかありません。裏を返せば、まだ知られていない「人柄」や「仕事への姿勢」を見せるだけで、印象が好転する余地が大きい。スタート地点が低いからこそ、伸びしろがあるとも言えます。接点・媒体の1位がTikTok(37.0%)だった点も踏まえると、まず取り組むべきはショート動画での素顔の発信だと考えています。
二つ目は、「演出が悪い」と一括りにすべきではない、ということです。今回、高額消費の演出や強引な営業に不安を感じる声は多くありました。ただ、これはあくまで一般の女性から見た印象です。実際に通う層にとっては、その華やかさや特別感こそが価値である、というケースも十分にあります。だから、一般ユーザーから見て炎上するかどうかを基準に発信を決めるのは、私はあまり本質的ではないと考えています。大事なのは、誰に何を届けたいかが定まっているかどうかです。
三つ目が、今回いちばん伝えたい点です。問題は演出そのものではなく、「こうありたい」という発信の軸がないことです。今回の自由記述を見ても、同じSNS動画で「真面目に頑張る普通の人達だった」と印象が好転した人もいれば、「裏ではドロドロしてるんだろうな」と悪化した人もいました。この振れ幅は、お店や個人が「自分たちをどう見せたいか」を決めきれていないと、さらに大きくなります。
特に店舗系の発信は「ワイワイ楽しく」という方向に流れがちです。ですが、この「楽しい」は受け手によって解釈が大きく分かれる言葉です。送り手が思う「楽しい」と、画面の向こうの女性が受け取る「楽しい」がずれていると、好印象にも悪印象にも転びます。軸が曖昧なままだと、発信すればするほど見え方がぶれていきます。
私自身、ホストをやっていた時期があります。だからこそ、現場の「こう見せたい」という感覚と、外から見た一般ユーザーの受け取り方の両方が、ある程度想像できます。LeveL.Lでは、この「どうありたいか」の擦り合わせから入り、軸を決めたうえで運用まで伴走しています。本調査が、業態のイメージに悩む事業者の方が自分たちの発信の軸を見つめ直すきっかけになれば幸いです。
調査主体について
株式会社LeveL.L(カブシキガイシャレベル)
代表取締役:伊藤 亨祐(いとう きょうすけ)
設立:2024年12月26日
本社所在地:〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3丁目2番22号 おおきに南船場ビル205
事業内容:定額制マーケティングサービスの提供、SEO対策、SNS広告運用、Googleマップ最適化(MEO)、ホームページ制作、風評対策
ホームページ:https://levell.co.jp/
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社LeveL.L」である旨の記載
・株式会社LeveL.Lの調査リリースページ(https://levell.co.jp/survey/host-club-sns-video-survey-impression/)へのリンク設置