【スプシ無料配布】SEOキーワード設計のやり方を解説!完全オーダーメイドで初心者でも網羅的に作成するコツを紹介
SEO対策でキーワードをどう選べばいいかわからない。ツールは使ってみたけど、その先の活用方法がわからない。そんな悩みを抱えていませんか?
キーワード設計は、SEO施策の成否を決める最重要工程です。適切な設計なしに記事を量産しても、思うような成果は出ません。検索ボリュームだけを見て選んだキーワードが、実際にはCV(コンバージョン)に繋がらないケースは珍しくないんです。
この記事では、一般的なキーワード設計の基本に加えて、株式会社LeveL.Lが実際に使用している独自の8ステップを公開します。競合調査、ahrefs活用、CTR予測、実数値との乖離分析まで、実践的な手法を解説します。
さらに、初心者でもすぐに使えるキーワード設計用のスプレッドシートを無料配布します。キーワード管理からCTR予測、効果測定まで一元管理が可能です。
「とりあえずキーワードを選んで記事を書く」から卒業したい方は、ぜひ最後までお読みください。

【最重要】SEOキーワード設計とは?

SEOキーワード設計とは、どのキーワードで上位表示を狙うかを戦略的に決定するプロセスです。単なるリストアップではなく、自社のビジネス目標と検索ユーザーのニーズを結びつける設計作業です。
多くの企業がこの段階でつまずいています。「とりあえず関連しそうなキーワードで記事を書く」「検索ボリュームが多いキーワードを狙う」といった場当たり的なアプローチでは、労力ばかりかかって成果に繋がりません。
適切なキーワード設計ができれば、限られたリソースで最大限の成果を生み出せます。
キーワード設計がSEO成果を左右する理由
キーワード設計の良し悪しが、SEO施策全体の成果を大きく左右します。
理由は明確です。キーワードによってコンバージョン率が大きく異なるからです。例えば「勤怠管理システム 比較」と検索するユーザーは、導入を前提に比較検討しています。一方「勤怠管理とは」と検索するユーザーは、まだ情報収集の段階です。前者の方が圧倒的にコンバージョンに近いことは明らかですよね。
次に、競合性の見極めが必要だからです。検索ボリュームが多くても、大手企業がひしめく激戦区では新規サイトのドメインの強さでは上位表示は困難です。勝てる領域を見極めて集中投下することが重要になります。
そして、キーワードによってコンテンツの方向性が決まるからです。キーワード設計が曖昧なまま記事を書くと、ユーザーのニーズとズレたコンテンツになります。
SEO業者も陥る!よくある失敗パターンと回避方法
失敗パターン①検索ボリュームだけを見る
ボリュームが多いということは、競合も多く上位表示の難易度が高いということです。検索ボリュームに加えて、競合性とコンバージョンへの距離を必ず確認しましょう。
失敗パターン②関連キーワードを無秩序にリストアップ
似たような記事が量産され、自社サイト内でカニバリゼーション(競合)が発生します。キーワード同士の関係性を整理し、階層構造を作ることで解決できます。いわゆる「カニバリ」が発生した状態が長期間続くと突如サイト全体が大きく順位を落とすケースもあります。
失敗パターン③一度設計したら見直さない
検索トレンドは変化しますし、競合の動きも日々変わります。最低でも3ヶ月に1回はキーワード設計を見直してください。
補足:キーワード設計がほとんど必要ないケース
CV発生のキーワードが明確にわかっている事業では、複雑なキーワード設計は不要です。
例えば地域密着型ビジネスの「エリア×業種」です。「堺市 税理士」「梅田 美容室」といったキーワードで検索するユーザーは、明確にそのエリアでサービスを探しています。
こうした事業では、複雑なキーワード設計よりも、Googleマップ(MEO対策)の最適化、主要キーワードでの確実な上位表示するためのサービスページやTOPページのテクニカルSEOやコンテンツ施策、口コミ獲得に注力すべきです。
自社のビジネスモデルと目的に応じて、キーワード設計にかける労力を調整しましょう。
【一般的な手法】SEOキーワード設計の基本5ステップ

まずは一般的なキーワード設計の基本手順を解説します。
STEP1:目的とターゲットを明確にする
キーワード設計を始める前に、必ず目的とターゲットを明確にしましょう。
目的とは、SEO施策を通じて何を達成したいのかという最終ゴールです。「リード獲得」「商品購入」「認知拡大」など、目的によって狙うべきキーワードの種類が変わります。
リード獲得が目的なら「〇〇 比較」「〇〇 おすすめ」といった購買意欲の高いキーワードを優先すべきです。認知拡大が目的なら「〇〇とは」「〇〇 メリット」といった情報収集段階のキーワードも価値があります。
次にターゲットの明確化です。BtoB企業なら「経営者」「情報システム部門の担当者」「人事担当者」など、立場によって検索するキーワードが異なります。
STEP2:関連キーワードを洗い出す
自社の商品やサービスに直接関連するキーワードをブレインストーミングしましょう。
次に、Googleのサジェスト機能を活用します。検索窓にキーワードを入力すると、実際に多くのユーザーが検索しているキーワードが自動表示されます。
さらに、ラッコキーワードなどの無料ツールを使えば、サジェストキーワードを一括取得できます。この段階では、できるだけ多くのキーワードを集めることを意識してください。
STEP3:検索ボリュームと競合性を調査する
洗い出したキーワードに対して、検索ボリュームと競合性を調査します。
検索ボリュームの調査には、Googleキーワードプランナーやahrefsを使用します。ただし、Googleキーワードプランナーは広告を出稿していないと詳細な数値が見れないため、本格的に取り組むならahrefsなどの有料ツールをおすすめします。
次に競合性の調査です。実際にそのキーワードでGoogle検索して、どのようなサイトが上位表示されているかを確認しましょう。
競合性を判断する際のポイントは以下の通りです。
- 上位サイトのドメインパワー(被リンク数や運用期間)
- 上位サイトのコンテンツの質と量
- 上位サイトの専門性や権威性
検索ボリュームと競合性のバランスを見ながら、自社が勝てる領域を見極めることが重要です。
STEP4:キーワードの優先順位をつける
調査したデータをもとに、キーワードに優先順位をつけていきます。
判断軸は以下の3つです。
1. コンバージョンへの距離
「勤怠管理システム 無料トライアル」は、すぐにでも試してみたいという強いニーズがあります。一方「勤怠管理とは」は、まだ情報収集の段階です。リード獲得や売上が目的なら、コンバージョンに近いキーワードを優先すべきです。
2. 勝算の高さ
競合性が低く、かつ一定の検索ボリュームがあるキーワードは勝算が高いです。検索ボリュームが月間100〜500程度のミドル・スモールキーワードは、競合が少ない傾向にあります。ただ100未満の検索ボリュームも馬鹿になりません。仮に月の検索ボリュームが10でも毎月安定的にCVを出すキーワードを発見した事例がいくつもあります。該当キーワードからのアクセスが月5件でも1件のCVが発生していればCVR20%ですから。この辺は事業理解の深い方がキーワードの線引きをすることをオススメします。
3. 自社の強み
自社が専門性や実績を持っている領域のキーワードは、質の高いコンテンツを作りやすく、上位表示の可能性も高まります。上記のようなキーワードボリューム0~30のレンジでも、自社の強みと完全にマッチしているようであればコンテンツを作成しましょう。ニッチな領域でもTOPを取ることでAI検索に抜粋される可能性が高まります。
STEP5:キーワードマップを作成する
選定したキーワードを可視化するためのキーワードマップを作成します。
キーワードマップとは、キーワード同士の関係性を整理し、階層構造として表現したものです。上位概念のキーワードを「親」、それに紐づく詳細なキーワードを「子」として配置します。
例えば以下のような構造です。
メインキーワード:勤怠管理システム
- 子キーワード:勤怠管理システム 比較
- 子キーワード:勤怠管理システム 無料
- 子キーワード:勤怠管理システム クラウド
- 子キーワード:勤怠管理システム 導入事例
このように整理することで、どのキーワードでどんなコンテンツを作るべきかが明確になります。

【株式会社LeveL.L流】実践で使えるキーワード設計の8ステップ

ここからは、私たちが実際にクライアント支援で使用している独自のキーワード設計手法を公開します。データに基づいた流入予測と継続的な改善を組み込んでいる点が特徴です。
STEP1:競合サイトを徹底的に調査する
自社と同じ領域でSEOに成功しているサイトを3〜5つピックアップします。
競合サイトを調査する際に見るべきポイントは以下の通りです。
- どのキーワードで上位表示されているか
- コンテンツの構成と品質
- サイト全体の構造
競合調査で得られた情報を、後のステップで自社のキーワード設計に反映させます。
STEP2:ahrefsで競合キーワードを抽出する
ahrefsの「Site Explorer」機能に競合サイトのURLを入力すると、そのサイトが獲得しているキーワードと検索順位が一覧で表示されます。
抽出する際のポイントは以下の通りです。
- 検索順位が1〜10位のキーワードを優先的に抽出
- 複数の競合サイトから横断的に抽出
- トラフィックの多いキーワードを把握
抽出したキーワードは、Excelやスプレッドシートに一旦すべて書き出しましょう。この段階では、あえて絞り込まずに広く集めることが重要です。
STEP3:キーワードの過不足を調整する
ahrefsで抽出したキーワードには、必ず過不足があります。
自社のビジネスと関連性が薄いものは削除します。重複するキーワードや、ほぼ同じ意味のキーワードも整理します。
一方、競合調査だけでは拾えないキーワードもあります。特に、自社独自の強みや専門領域に関するキーワードは、自分で追加する必要があります。
また集めたキーワードの調整(主に削除)部分ではAIの利用を推奨します。大文字と小文字が違うだけで実際は同じキーワードが含まれていたり、前後の順番が異なるだけのキーワードが重複するためです。
例)「ahrefs 使い方」「AHREFS 使い方」などのキーワードボリュームの観点で見ると全く同じものが入っている場合
STEP4:専用スプレッドシートに転記する
調整したキーワードを、管理用のスプレッドシートに転記していきます。
私たちが使用しているスプレッドシートには、以下の項目を設けています。
- キーワード
- カテゴリ
- 検索ボリューム
- 優先度
- 想定CTR
- 予測流入数
特に重要なのが「想定CTR」と「予測流入数」です。この2つを算出することで、各キーワードのビジネスインパクトを定量的に把握できます。CVRは自社で当たりをつけておくと良いでしょう。数が大きすぎる場合は「全体で●%」のような置き方をするケースもありますが、クエリ区分をわけておいて、区分ごとに「CVR●%」と設定すると緻密な設計になります。
STEP5:キーワードボリュームを一括取得する
スプレッドシートにキーワードを転記したら、検索ボリュームを一括で取得します。
検索ボリュームの取得には、以下のツールが使えます。
- Googleキーワードプランナー(広告出稿が必要)
- ahrefs
- Ubersuggest
取得した検索ボリュームを、スプレッドシートの該当列に入力します。この数値が、次のステップでの流入予測の基礎データになります。
STEP6:CTRを基にした流入予測値を算出する
検索ボリュームが揃ったら、CTR(クリック率)を基にした流入予測値を算出します。これが私たちの手法の核心部分です。

Advanced Web Rankingの調査データによると、検索順位1位のCTRは約28〜45%、2位は約15〜20%、3位は約10〜15%程度です。(※1)
計算式は以下の通りです。
予測流入数 = 検索ボリューム × 想定CTR
例えば、検索ボリューム1,000のキーワードで1位を獲得した場合、CTRを35%と仮定すると、月間350セッションの流入が見込めます。
この予測値を全キーワードで算出することで、キーワード設計全体でどれくらいの流入が期待できるかが可視化されます。
内容は伏せますが、実際にキーワードを入れると以下のように「全部のキーワードが●位にランクインしたらどのくらいの流入が出る」という試算が出せます。施策の全体感をすぐに把握できるためかなり重宝しています。

※1 出典:Advanced Web Ranking「CTR Study」(https://www.advancedwebranking.com/ctrstudy/)
STEP7:GA4・サーチコンソールで実数値と比較する
記事を公開したら、GA4(Google Analytics 4)とサーチコンソールで実際の流入数を計測します。
サーチコンソールでは、各キーワードの「表示回数」「クリック数」「平均掲載順位」「CTR」が確認できます。この実データを、先ほど算出した予測値と比較します。
予測と実数値に大きな差がある場合、その原因を分析します。
予測より実流入が少ない場合、以下の原因が考えられます。
- 検索順位が想定より低い
- CTRが想定より低い(タイトルやディスクリプションが魅力的でない)
- 検索ボリュームの推定値が実態とズレている
実数値との比較は、月に1回は必ず行いましょう。
STEP8:KPIを継続的に調整する
実数値との比較分析をもとに、KPIを継続的に調整していきます。
当初設定したKPIが達成困難だと判明した場合、現実的な目標に修正することも必要です。一方、予想以上に成果が出ている場合は、目標を引き上げてさらなる成長を目指します。
キーワード設計は一度作って終わりではなく、継続的にPDCAを回していくことが成果を最大化するポイントです。
数ヶ月に1回は必ずキーワード設計全体を見直し、市場の変化や自社の状況に合わせて調整していきましょう。
【無料配布】初心者でも使える!キーワード設計スプレッドシート

ここまで解説してきた内容を実践するために、私たちが実際に使用しているキーワード設計用のスプレッドシートを無料で配布します。
このスプレッドシートには、以下の機能が組み込まれています。
- キーワード一覧管理
- 検索ボリュームの記録
- CTR予測と流入予測の自動計算
- 実数値との乖離分析
- 検索順位推移の記録
- 優先度の可視化
初心者でもすぐに使えるように、入力項目を最小限に絞り、自動計算される項目を多く設けています。
スプレッドシートをご希望の方は、お問い合わせフォームより、お問い合わせ内容に「キーワード設計スプシ」とご入力の上、送信してください。折り返しスプレッドシートのURLをお送りします。
※申し込み者間での個人情報流出を防ぐため、個別問い合わせ形式とさせていただきます
スプレッドシートの使い方
1. キーワード情報の入力
「キーワード」列に選定したキーワードを入力し、「検索ボリューム」列には月間検索回数を入力します。「競合性」列には、高・中・低の3段階で競合の強さを記録します。
2. 優先度の設定
「優先度」列に、高・中・低を設定します。コンバージョンへの距離、勝算の高さ、自社の強みなどを総合的に判断して決定します。数が多い場合は「1~10」などの数字を優先度として定義し、関係者間で擦り合わせしても良いでしょう。
3. 対応記事の紐付け
記事を公開したら、「対応記事URL」列にそのURLを入力します。「公開日」と「最終更新日」も記録しておくことで、メンテナンスのタイミングを管理できます。
CTR予測シートの活用法
このシートでは、検索順位ごとの想定CTRがあらかじめ設定されています。「現在の順位」を入力すると、自動的に想定CTRが反映され、予測流入数が計算されます。
この予測値を見ることで、各キーワードのポテンシャルが定量的に把握できます。
実数値との乖離を見るポイント
「実流入数」列に、サーチコンソールやGA4で計測した実際の流入数を入力すると、予測値との乖離率が自動計算されます。
予測より実数値が少ない場合は、検索順位が想定より低い、CTRが想定より低い、といった原因を確認しましょう。予測より実数値が多い場合は、想定外のキーワードでも流入があるため、新たなキーワードとして追加を検討します。
キーワード設計で押さえるべき3つの重要指標

キーワード設計を行う上で、必ず押さえるべき3つの重要指標について解説します。
検索ボリューム:市場規模を把握する
検索ボリュームは、そのキーワードが月間で何回検索されているかを示す指標です。
一般的に、検索ボリュームは以下のように分類されます。
- ビッグキーワード:月間検索回数10,000以上
- ミドルキーワード:月間検索回数1,000〜10,000
- スモールキーワード:月間検索回数100~1,000以下
- ニッチキーワード:月間検索回数0~100
ビッグキーワードは魅力的に見えますが、競合も多く上位表示の難易度が非常に高いです。
立ち上げたてのサイトの場合、鉄板の手法はまず、ニッチ〜スモールキーワードで着実に上位表示を獲得し、サイト全体の評価を高めていく戦略が有効です。「あえて」検索ボリュームの少ないキーワードで上位表示させ、該当記事に内部リンクを張ることでクローラーを他の記事にも巡回させます。
検索意図:ユーザーニーズを見極める
検索意図とは、ユーザーがそのキーワードで検索する際の目的や背景です。検索意図を正確に理解することが、成果に繋がるキーワード選定の鍵になります。
検索意図は、大きく4つに分類されます。
1. Knowクエリ(知りたい)
「〇〇とは」「〇〇 意味」「〇〇 メリット」など、情報を知りたいという意図です。認知拡大や教育コンテンツとしては有効ですが、注意すべき点があります。
それは、GoogleのAI概要(旧SGE)による抜粋リスクです。Knowクエリで検索すると、検索結果の最上部にAIが生成した回答が表示されることが増えています。ユーザーはそこで疑問が解決してしまい、わざわざサイトをクリックしないケースが多いんです。
つまり、Knowクエリばかりを狙っても、実際のサイト流入には繋がりにくくなっています。コンバージョンまでの距離も遠いため、リード獲得や売上を目的とする場合は優先度を下げるべきでしょう。
ただし、私の見解としては、Knowクエリを一切書かないのも問題だと考えています。なぜなら、サイトとテーマの関連性が薄れてしまうからです。Googleは、特定のテーマについて網羅的に情報を提供しているサイトを評価します。そのため、基礎的なKnowクエリの記事も一定数は必要です。
目安としては、全体の2〜3割程度をKnowクエリ、残りをBuyクエリとDoクエリに配分すると、バランスが良いでしょう。
2. Doクエリ(したい)
「〇〇 方法」「〇〇 やり方」「〇〇 手順」など、何かを実行したいという意図です。
Doクエリは、ユーザーが具体的なアクションを起こそうとしている段階なので、コンバージョンに繋がりやすい傾向にあります。また、AI概要で完結しにくい詳細な手順や画像付き解説が求められるため、サイトへの流入も見込めます。
3. Goクエリ(行きたい)
「〇〇 ログイン」「〇〇 公式サイト」など、特定のサイトに行きたいという意図です。既存顧客向けのナビゲーションページが該当します。
4. Buyクエリ(買いたい)
「〇〇 購入」「〇〇 比較」「〇〇 おすすめ」など、商品やサービスを購入・契約したいという意図です。コンバージョンに最も近く、ビジネスインパクトが大きいキーワードです。
リード獲得や売上が目的なら、BuyクエリとDoクエリを優先的に狙いましょう。Knowクエリは、サイトのテーマ性を保つために必要最小限に抑えるのが賢明です。
競合性:勝てる領域を見つける
競合性とは、そのキーワードで上位表示を狙う際の難易度を示す指標です。
競合性を判断する際のポイントは以下の通りです。
- 上位サイトのドメインパワー
- 上位記事の品質
- 専門性・権威性
競合性が低く、かつ一定の検索ボリュームがあるキーワードを見つけることが、効率的なSEO戦略のポイントです。
目安として、上位サイトのDRが自社サイトより10〜20程度高い範囲のキーワードを狙うと、勝算が高まります。DRを高めていくための被リンク施策(外部対策)も並行して行う場合には記事の優先度は調整いただいて構わないでしょう。
キーワード設計後の運用で差がつくポイント

キーワード設計を行った後の運用フェーズで、成果に大きな差が出ます。
定期的な見直しとメンテナンス
最低でも3ヶ月に1回は、以下の項目をチェックしましょう。
- 検索順位の推移
- 流入数の変化
- コンバージョン率
また、既存記事のメンテナンスも重要です。情報が古くなっている記事は、最新情報に更新しましょう。
新規キーワードの追加判断基準
追加すべきケース
- 予想外のキーワードで流入が発生している
- 新しいトレンドや話題が出てきた
- 既存キーワードで目標を達成した
追加を見送るケース
- 検索ボリュームが極端に少ない(月間10回以下など)
- 自社のビジネスと関連性が薄い
- リソースが不足している
新規キーワードを追加する際は、必ず既存のキーワードマップに組み込み、全体の整合性を保ちましょう。
効果測定と改善のサイクル
推奨する効果測定のサイクルは以下の通りです。
週次チェック(毎週)
- 主要キーワードの検索順位
- 新規公開記事のインデックス状況
月次分析(毎月)
- 全キーワードの検索順位推移
- 流入数とコンバージョン数の変化
- GA4でのユーザー行動分析
四半期レビュー(3ヶ月ごと)
- キーワード設計全体の見直し
- 競合サイトの動向調査
- 新規キーワードの追加・削除判断
- KPIの調整
効果測定の結果は、必ずスプレッドシートに記録していきましょう。
キーワード設計に役立つおすすめツール5選

Googleキーワードプランナー【広告出稿が必要】
Googleが提供する公式のキーワードツールです。詳細な検索ボリュームを確認するには広告出稿が必要です。
メリット
- Googleの公式データなので信頼性が高い
- 検索ボリュームに加えて、広告のクリック単価(CPC)も確認できる
デメリット
- 広告を出稿していないと詳細な数値が見れない
ahrefs【有料】
SEO専門ツールの代表格で、私たちも日常的に使用しています。
メリット
- 詳細な検索ボリュームとキーワード難易度が確認できる
- 競合サイトの獲得キーワードを一括抽出できる
- 検索順位の推移を自動で記録できる
デメリット
- 月額料金が高い(最安プランで$129〜)
本格的にSEOに取り組むなら、投資する価値は十分にあります。
ラッコキーワード【無料】
日本のSEO業界で広く使われている無料ツールです。
メリット
- 完全無料で使える
- サジェストキーワードを一括取得できる
デメリット
- 検索ボリュームは表示されない(有料プランでは表示可能)
無料でキーワードの洗い出しをしたい場合は、最初に使うべきツールです。
Ubersuggest【無料・有料】
Neil Patelが提供するキーワードツールです。
メリット
- 無料プランでも検索ボリュームが確認できる
- キーワード難易度やCPCも表示される
- UIがシンプルで使いやすい
デメリット
- 無料プランは1日3回までの検索制限
初心者が最初に使うツールとしては非常におすすめです。
GMO Rank Checker【有料】
検索順位を自動でチェックするツールです。
メリット
- 毎日自動で検索順位をチェックしてくれる
- 過去の順位推移がグラフで可視化される
デメリット
- 月額料金がかかる
検索順位の推移を把握することは、SEO施策の効果測定に不可欠です。
まとめ:網羅的なキーワード設計が成果を生む

SEOキーワード設計は、検索流入を最大化するための最重要プロセスです。
この記事では、一般的なキーワード設計の基本5ステップと、株式会社LeveL.Lが実践している独自の8ステップを解説しました。私たちの手法の特徴は、データに基づいた流入予測と、実数値との比較による継続的な改善を組み込んでいる点です。
「とりあえずキーワードを選んで記事を書く」というアプローチから卒業し、戦略的なキーワード設計で確実に成果を出していきましょう。
キーワード設計やSEO施策でお困りの方は、株式会社LeveL.Lにお気軽にご相談ください。アクションプランの策定とスケジュール組みまでは無料で実施しますので、まずは一度お話を聞かせていただければと思います。
